鉄道が日本をつくった

鉄道が日本をつくった6

By TMCシステム, 2017年6月9日

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恵山泊漁港公園にあるモニュメント

和田先生

こんにちは。和田です。
前回のクイズ、

稚内灯台の南西にある恵山泊漁港公園には「ノシャップ岬の碑」の他、昔話に基づいて、ある動物のモニュメントが設置されています。
その動物とは、次のうちどれでしょう?

1、イルカ
2、クジラ
3、マンボウ

の正解はわかりましたか?

ティムシー

正解は、
1、イルカ
ですね!?

イルカ

和田先生

正解!
詳しくは後程お話しましょう。

稚内名物「蛸しゃぶ」

和田先生

前回は、2日目の夜、稚内に到着したところまでお話しました。

稚内駅を出てふらっと歩いていると、「網元」という居酒屋を見つけたので、入ってみることにしました。
テレビ東京系の番組「孤独のグルメ」のようですね。

ティムシー

どんな美味しいものに出会ったのでしょうか!?

居酒屋

和田先生

この店で、中年の見知らぬ男性に声をかけられました。

男性:「さっき、サロベツに乗っておられませんでしたか?」
和田:「はい、乗っていました。」
男性:「顔をお見かけしたようなので。」
和田:「そうですか。」
男性:「よくぞ、ここまで辿りつかれました。さあ、どうぞ。ちなみに、ここの名物は、「蛸しゃぶ」です。よろしければ。実は、この店は「蛸しゃぶ」の発祥の店です。」

という経緯を経て、「蛸しゃぶ」を食べることにしたのです。

ティムシー

ついに「蛸しゃぶ」のお話ですね!

その男性は、同じ列車でたまたま見かけた和田先生のことが印象に残っていたのですね。「網元」の常連さんでしょうか?

和田先生

この方は、函館にお住まいで、特急列車を乗り継いでこのお店の「蛸しゃぶ」を食べにいらしたとのことで、筋金入りの「蛸しゃぶ」愛好家だそうです。
この日は稚内に1泊して、翌日、函館に帰られるそうです。

ティムシー

それを聞いたら「蛸しゃぶ」を食べないわけにはいきませんね。

和田先生

この店は、稚内名物として知られる「蛸しゃぶ」の元祖の店で、50年ほど前から営業しているそうです。
私は「蛸わさ」は食べたことがあるのですが、「蛸しゃぶ」は、初めてでした。

ティムシー

「蛸しゃぶ」はどんな食べ方をするのでしょう?

和田先生

食べ方はシンプルです。
まず沸騰した鍋に、野菜などを先に入れます。
再び沸騰したら、薄切りの蛸をしゃぶしゃぶして、タレにつけていただきます。

蛸しゃぶ

和田先生

蛸を食べ終わった後の野菜はもちろんですが、スープも完食します。

蛸しゃぶ

ティムシー

蛸のダシが出ていて、とっても美味しそうです!

和田先生

心身が温まりました。
ご馳走様でした。

和田先生の休日プラン 3日目

和田先生

3日目は、バスに乗ってノシャップに向かいました。

●駅前ターミナル(稚内駅) 11:50
↓宗谷バス
●ノシャップ 12:04

ノシャップ

和田先生

ノシャップ岬の最北端には稚内灯台があり、晴れて海霧の立たない日には利尻島(利尻富士)、礼文島が望めます。
この日は若干曇っていたこともあり、写真ではよくわかりませんね。

ノシャップ

ノシャップ岬

和田先生

灯台の南西にある恵山泊漁港公園には「ノシャップ岬の碑」の他、「イルカのモニュメント」が設置されていますが、これは“イルカが宗谷海峡を通過した”という昔話に基づいているそうです。

宗谷海峡

ティムシー

イルカが通過したという昔話に基づいたモニュメントだったのですね!

和田先生

実はこの海の先に、サハリンがあるはずです。

ティムシー

サハリンは、たしかロシア連邦の州のひとつですね。

和田先生

そうです。
サハリンと言えば、政府が検討している対露経済協力について、ロシア側が「シベリア鉄道を延伸し、サハリンから北海道までをつなぐ大陸横断鉄道の建設を求めている」ことが昨年明らかになりました。

ティムシー

シベリア鉄道とは?

和田先生

シベリア鉄道とは、ロシア国内南部を東西に横断する鉄道です。
モスクワ-ウラジオストク間の全長は約9,300 kmもあります。

ティムシー

なぜシベリア鉄道を延伸することが求められているのですか?

和田先生

ロシアは要望の「目玉」として、日露の物流や観光など人的交流の活発化を期待しているようです。

日本側もロシアの生活の質向上や、資源収入に頼る産業の多角化につながる協力策の原案をまとめていて、ロシア側の要望への対応を精査しているところです。

ティムシー

実現できそうですか?

和田先生

シベリア鉄道の延伸には、ユーラシア大陸からサハリンまでの間宮海峡(約7 km)と、サハリンから稚内までの宗谷海峡(約42 km)に、橋またはトンネルを建設する構想が必要です。

実現すれば、日本からモスクワを経てヨーロッパを陸路で結ぶ新たなルートとなります。

ティムシー

もし実現すれば、日本からロシアまで鉄道で行くことができるということですか!?

和田先生

そうですね。
実現はいつになるのかわかりませんが、札幌-稚内に新幹線が通れば、鉄道でロシアに行けることになりそうです。
ぜひシベリア鉄道に乗ってみたいものです。

ティムシー

はい、ぜひ!

線路

和田先生

ここでクイズです。

私がこの後乗車した列車で、あるハプニングが起こります。
それは次のうちどれでしょう?

1、線路に雪が積もって進めなくなった
2、列車がエゾシカと接触した
3、列車の前をクマが横断した

ティムシー

どれも北海道で遭遇しそうなハプニングですね!
次回のお話も楽しみにしています。

 

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和田先生のプロフィール

和田さん(顔のみ・スマイル2)
TMCシステムの研究責任者。電子情報通信学会の会員。
電気接点の劣化現象などに関する論文を多数執筆。
プライベートでは、ギター演奏、料理、読書と幅広い趣味を持つ。

 

ティムシーくんのプロフィール

ティムシー・スマイル
TMCシステムのPRキャラクター。好奇心旺盛な男の子。
チャームポイントは下がったまゆげ。好きなものはおやつとお散歩。
幼なじみのティムミンちゃんとは大のなかよし。

 

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