研究・開発
工場排水などの未利用エネルギーを活用した空気圧縮装置(エア・コンプレッサ)です。
水の流れを急激に止めることで、水の圧力が上昇する「水撃現象」を用いて、無電力で圧縮空気を作ることが可能となります。
現段階で、0.7MPaの圧縮空気製造に成功しています。
※本装置は、東京医科歯科大学 の川嶋研究室との共同開発
工場や水処理施設、発電所などのエア・コンプレッサとして。
農業や漁業において使用するファインバブルの生成に。
製造業では、エア・コンプレッサの駆動電力が工場全体の15~20%を占めているため、水撃式空気圧縮システムの活用によって、工場設備の省エネ及びCO2削減効果が期待できます。
工場排水などの未利用エネルギーを活用する、環境にやさしいエア・コンプレッサです。
圧縮空気を動力源とする機器の普及促進や、水処理施設や湖沼おける水質浄化のためのエアレーション等への適用などを通じても、環境面への貢献が期待できます。
講演論文「水撃を用いた空気圧縮機の開発」にて、計測自動制御学会2012年度産業応用部門賞奨励賞を受賞しました。
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