研究・開発
ハンマー型で、屋内だけでなく、屋外にも持ち出せる加振デバイスです。
特別設計の機構により、誰がどんな状態で叩いても、一定量の荷重が与えられるよう自動調整。
屋外設置の通信装置や電子機器の接点ノイズ検証などに、ご活用いただけます。
※試験販売を実施中。
車や電車など、移動体に設置された電気デバイスの打診検査に利用。
アンテナなど、フィールドに設置されたものの打診検査や打音検査に利用。
誰が/どのような強さで/何回叩いても、一定量の荷重(10N±4.0N)を与えられるよう定量荷重調整機構(特許取得済)を搭載。複数人での打撃検査でも、力の差や体調の差などの影響を受けずに、同条件での検査が可能となります。仮に必要以上に強く叩いてしまい、定量荷重調整機構での調整可能範囲を超えた場合でも、エラー音で仕様の範囲から外れたことをお知らせします。
SUS304などの金属からPTFEなどの樹脂まで、様々な対象物に対する打撃試験でも、一定の荷重範囲内に収めることが可能です。また、通常のハンマー+人の感覚だけでは一定の荷重範囲内に抑えるのが難しい、各方向(上下左右)への打撃も問題ありません。
※上図のグラフは、各素材・各方向ごとに複数回の打撃を行い計測した、加振力の最大値・最小値と平均値を表しています。
横19cm、縦23cmのハンマー型となっているため、通常の工具を持ち運ぶ感覚で、気軽にフィールドや現場などに持ち運ぶことができます。また500gと軽量のため、長時間の利用でも、利用者が疲れることなく検査や試験を継続可能。
センシングなどの電気デバイスがないため、電源を用意することなく利用可能。場所を選ばずに使用できます。また電源コードに動きを制限されることがないため、角度を選ばず自由に打撃試験を行えます。
さらに、電気ノイズの心配もないため、幅広い電子機器に対して試験を実施できます。
項目 | 仕様 | 備考 |
打撃による荷重 | 10N±40%(1kgf±40%)(参考値) | 社内標準による |
打撃方向 | 360度 | |
対象物硬度 | ショアA50以上 | |
使用環境条件 | 実験室環境下(25~30℃確認済) | 結露なきこと |
設置 | ハンディタイプ | |
外形寸法 | W35×D190×H230mm | 突起部含まず |
質量 | 500g | |
付属品 | 取扱説明書、先端ゴム(予備×5) |
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